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高血圧の方が外食する際の注意点
高血圧だったり、血圧が高めの方でも外食する機会というのは勿論あると思うんです。お昼はできれば、お弁当がよいですが、やむを得ず外食する際の注意点をまとめておきたいと思います。
塩分の多いお料理ランキング
下記は食品中の塩分表でもご紹介した塩分が多く含まれているお料理のリストになります。高血圧の方はまず、こういった塩分の多いメニューは避けるようにするといいと思います。
食品 |
塩分 |
食品 |
塩分 |
土手鍋 | 11.5g | 石狩鍋 | 11.0g |
酢豚定食 | 6.3g | たらこ和風パスタ | 6.1g |
チャーシューめん | 6.0g | みそラーメン | 5.9g |
うな丼 | 5.6g | ちゃんぽん | 5.6g |
ハンバーグセット | 5.4g | カレーうどん | 5.2g |
かにたま定食 | 5.0g | 八宝菜定食 | 4.8g |
ハンバーグ定食 | 4.7g | 幕の内定食 | 4.7g |
肉うどん | 4.5g | ミートスパゲッティ | 4.3g |
ぎょうざ定食 | 4.2g | 牛丼 | 3.9g |
月見うどん | 3.9g | 天丼 | 3.8g |
焼肉定食 | 3.8g | かけうどん | 3.7g |
ナポリタン | 3.7g | めんたいこクリームパスタ | 3.6g |
かきフライ弁当 | 3.6g | しょうが焼き定食 | 3.5g |
ピザ(直径20センチ) | 3.4g | ハンバーグ弁当 | 3.4g |
焼きそば | 3.3g | 野菜炒め定食 | 3.2g |
チャーハン | 3.1g | ジャージャーめん | 3.1g |
煮魚定食 | 3.1g | カルボナーラ | 3.0g |
親子丼 | 2.9g | きりたんぽ鍋 | 2.9g |
和風きのこパスタ | 2.9g | 洋風弁当 | 2.9g |
カレーライス | 2.8g | 寄せ鍋 | 2.8g |
そうめん | 2.7g | シーフードカレー | 2.6g |
しょうが焼き弁当 | 2.6g | ロースカツ弁当 | 2.6g |
たこ焼き | 2.5g | 焼き魚定食 | 2.5g |
えびフライ定食 | 2.5g | 石焼ビビンバ | 2.4g |
もんじゃ焼き | 2.4g | ハヤシライス | 2.3g |
えびチリ | 2.3g | 唐揚げ定食 | 2.3g |
さけ弁当 | 2.2g | 焼肉弁当 | 2.1g |
もつ鍋 | 2.0g | かにたま | 2.0g |
チキンドリア | 1.9g | ちらしずし | 1.8g |
参考資料:食塩相当量 塩分ランキング |
メニューの選び方や食べ方のコツ
さて、メニューに関しては上記のようなものを避けるということが1つ目のポイントになります。
2つ目のポイントは、麺類、丼物、ファーストフードを避けるという点です。
麺類はその多くが塩分が非常に多く含まれています。上の表だとチャーシューメン1杯食べるだけで高血圧の方の塩分摂取量の目安である6グラムの塩分を摂取してしまいます。
ですから、ラーメンなどを食べる際は、汁を残すということを徹底するといいと思います。ご家庭で一生懸命減塩しているのに、外食で塩分たっぷりのメニューを食べてしまって、家庭での苦労が水の泡・・・なんてことにもありますので。
また、丼物は最初から汁がかけられていたりして塩分が高いのと、自分で調節しようとしてももう汁がかかっているためにできなかったりします。
カツ丼を頼むのであれば、とんかつ定食などにして、ソースの量は自分でコントロールした方がよいです。
3つ目のポイントは食べ方です。
食べ方というよりも残し方といいましょうか。例えば、味噌汁というのは塩分がかなり多い場合がありますので、具は全部食べて汁を残すという工夫もできます。
漬物や佃煮なども残すようにします。ラーメンの汁は先ほど申し上げたように残すことです。また、塩分の多い食品表に掲載したような塩分の多い食品、例えば、梅干しなどは意識して残すようにすると塩分もコントロールできると思います。
- 塩分の多い食品表(主に単品など)
- 食品中の塩分表(こちらは料理の一覧)
- 塩分計算方法
- 血圧を下げる食べ物と4つの栄養素
- 血圧を下げる効果がある食品一覧
- 塩分取りすぎで何故血圧が上がる?
- 塩分控えめな料理でも美味しくするコツ