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高血圧の定義について
高血圧の定義については高血圧のガイドラインと数値でもご紹介しました。一般的には:
・収縮期血圧 140mmHg以上 または
・拡張期血圧 90mm/Hg以上
だと高血圧という定義を覚えておけばいいと思っている方もいるかも知れません。しかし、高血圧の定義は実はこれだけではありません。全てあわせると7つにも分類されています。
▼至適血圧
上120未満かつ下80mmHg未満
この至適血圧が一番良いとされています。この数値であれば脳卒中や心筋梗塞などが発症するリスクが低いという意味です。これより高くなるとわずかずつでもそれらの病気が発症するリスクは高くなっている・・・といった調査結果もあります。
▼正常血圧
上130未満かつ下85mmHg未満
▼正常高値血圧
上130〜139または85〜89mmHg
この数値は正常の範囲内ではありますが、高血圧になる可能性もありますよ。という意味で設定されています。
▼T度高血圧〜V度高血圧
これらについては高血圧のガイドラインをご覧下さい。
ここに加えてもう1つ高血圧の定義があります。それは家庭で測った時の場合です。それについては別ページでご紹介します。