高血圧の人はサウナは避けた方がいいか?

サウナに入ると血圧が上がるか、下がるか?また、高血圧の人はサウナに入ってもいいか?・・・ということですが、結論から言うと血圧は上がります。

これは血圧日内変動とは?でもご紹介しましたが、サウナに入ることで血圧が16%上昇すると言われています。ですから、高血圧の人は原則的にはサウナは避けた方がいいと言われています。

サウナに入る際の注意点

サウナで血圧を上げることはいくつかあります。まず、長時間サウナで過ごすこと。また、サウナの後に水風呂に入るのも血圧を上げます。寒暖差というのは血圧には悪影響を与えるのです。

また、サウナの後のビールも美味しいかも知れませんが、血圧のことを考えると水分補給の際は水がベストです。サウナの後のお酒は血圧を上げてしまいます。

どうしても入りたいという場合は、

1.できるだけ10分以内に済ませる
2.水分補給は水にする
3.サウナを出た後に水風呂に入ったりしない
4.横になるなど、楽な姿勢で入る

といったことを心がけるとよいのではないでしょうか。ただし、高血圧の方は原則サウナは控えた方がよいので、その点も注意するといいと思います。

お風呂はどうなの?

お風呂に入浴する際は血圧は大きく変動します。熱いお湯に触れると血圧は上がり、お湯につかると血圧は下がります。

また、脱衣所とお風呂場の寒暖差でも血圧は急激に変化すると言われています。ですから、お風呂に入る際は、

1.お風呂場を温めておく(湯気などでもいいですし、暖房があればそれを使います)
2.露天風呂などは高血圧の方は避ける
3.かけ湯をしてからお風呂に入る
4.長湯はしない(10分以内)
5.お酒を飲んだ後は入らない
6.お湯の温度は40度以下
7.脱衣場も予め温めておく
8.水分補給を忘れない

こういったことに注意すると良いのではないでしょうか。