しょうゆに含まれる塩分とその誤解

しょうゆは塩分が高い調味料の1つです。それくらいなら誰でも知っているかも知れませんね。それではちょっとした問題を出してみましょう。

Q.うすくちしょうゆとこいくちしょうゆではどちらが塩分を多く含んでいるでしょうか?

答えは記事の下に掲載しています:

しょうゆには多くの塩分が含まれています。私達が慣れ親しんだ日本食にはしょうゆは欠かせませんが、それが1つの理由で日本人は他の国よりも塩分摂取量が多いのかも知れませんね。

さて、しょうゆの塩分を注意する際になにか基準になるものが欲しいところです。そこでまずは小さじ1でどの程度の塩分が含まれているかを把握しておくといいでしょう。

簡単な覚え方は小さじ1で1gの塩分ということ。具体的には:

食品名 塩分含有量
濃口しょうゆ 0.9g
うすくちしょうゆ 1g
たまりしょうゆ 1g
減塩しょうゆ 0.5g

といった形になります。冒頭の質問の答えですが、答えはうすくちしょうゆの方が塩分が多い・・・でした。

塩分を抑えるという意味では減塩しょうゆを使うのも1つの方法ですし、しょうゆに代えてソースを使うのも1つの方法です。ソースというのはしょうゆよりも塩分が少ないためです。ちなみにほとんどのソースはしょうゆの半分未満の塩分です。