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タバコは血圧を上げる

血圧を上げるとされる要因の1つがタバコです。タバコが健康によくないことなんかもう知っている!という声が聞こえてきそうですね。勿論、喫煙者でさえそんなことは知っています。

ただし、そんなタバコの害を見て見ぬふりをしているだけです。タバコの害について聞けば聞くだけ不安になりますから、そんなものはタバコの味を悪くする・・・と無意識のうちに考えているのです。

どのような影響を与えるのか?

別にタバコの害を知ったからといって禁煙しやすくなるわけではありません。しかし、そのきっかけを作ることになるかも知れませんが。

タバコはそれ自体が心筋梗塞など命を脅かす怖い病気の直接的な原因となることはすでに分かっています。血圧という点ではタバコは1本吸っただけで最高血圧(上の血圧)を10から20mmHgも上げると考えられているのです。

また1本吸うと血圧が15分以上上昇した状態になるという報告もあります。

ヘビースモーカーの場合はどうでしょう?

1日中血圧が10も20も高くなっているわけですから、それだけで血管を常に痛みつけていることになります。しかも、タバコには血栓をできやすくするという非常に困った効果まであります。そのため、心血管系の病気のリスクはタバコを吸うことで高まります。

禁煙以外方法はないの?

・・・という風に挙げろと言われればいくらでも出てくるのがタバコの健康被害。しかも、まわりにいる人を受動喫煙によって巻き込んでしまう点も見逃せません。

勿論、中には子供にタバコの煙を吸わせないように・・・とベランダに出て喫煙したり、換気扇の下で吸っている方もいらっしゃるでしょう。

しかし、タバコの有害物質というのは信じられないかも知れませんが、呼気(鼻や口から吐く息)の中に含まれているという報告もあります。

つまりタバコを吸った後に家に戻ります・・・そして当然ですが、呼吸をします。その際に有害物質を部屋の中にまき散らしていることになります。

その有害物質を子供が部屋にいれば吸い込みます。

つまり本当に子供のことを考えたら、タバコをやめるのが唯一の方法ということになります。