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納豆の塩分
普段よく食べている納豆、塩分はどの位あるのでしょうか?また、上手に塩分を抑える方法などもご紹介したいと思います。
まず塩分量は下記のようになります。ちなみに100グラム当たりの数値になります。(参考資料:五訂食品成分表)
食品名 | 塩分含有量 | カロリー(kcal) |
糸引き納豆 | 0g | 200 |
挽きわり納豆 | 0g | 194 |
五斗納豆 | 5.8g | 227 |
寺納豆 | 14.2g | 271 |
五斗納豆とは糸引き納豆に麹と食塩を加えて熟成されたもの。寺納豆は煮大豆と種麹を混ぜて、塩水を加えてから熟成させ、それを乾燥させたものです。
私たちが普段食べているのは糸引き納豆と挽きわり納豆ですね。それらの納豆は納豆そのものには塩分は含まれていません。ただ、だから納豆の塩分はありません・・・というわけではないのです。
そう、タレの塩分です。納豆の塩分とはタレですね。タレを合わせて、1パック当たりの塩分はこうなります。
食品名 | 塩分含有量 | カロリー(kcal) |
おかめ納豆 極小粒 1パック | 0.8g | 107 |
おかめ納豆 旨味ひきわり 1パック | 0.6g | 97 |
高血圧で食事療法を行っている方や、血圧を気にしている方の場合であれば、1パック0.8gというのはやはり多く感じます。
そこで、コツとしては、タレを半分だけ使う・・・ということをしてみるといいと思います。そうすれば、塩分も半分になります。タレはもともとしっかりと味がついていますから、半分に減らしても味がしない・・・ということはないと思います。
それでも、タレ半分だと薄味すぎると感じる方は、普段から濃い味に慣れているのかも知れません。もしかしたら、他の食品でも思わぬ塩分を摂取していることもありますから、ご自分の食べているもの(習慣的に食べているもの)をもう一度チェックしてみるといいと思います。