パニック障害で血圧が上がる

パニック障害は突然のようにめまいや吐き気、震えや過呼吸などの発作に襲われる病気です。発作で病院で運ばれて検査をしてみたけど、何の異常も見つからなかったという場合はパニック障害が疑われます。

他にも症状は

過呼吸やめまい、吐き気などのほかにも症状としては下記のようなものが挙げられます。

・死んでしまうのではないかという強い不安感や恐怖感
・寒気
・胸の痛み
・心拍数の増加
・血圧の増加

といったことが挙げられます。こういった発作が起こっている時の血圧というのは実は急上昇していることがわかってきました。

原因はいろいろ

パニック障害の原因としては、ストレスであったり、性格的なもの、遺伝的なものなどが一般的には知られています。完璧主義の人であったり、周囲を気にし過ぎるタイプの人などがなりやすいとも言われています。

ただ、原因は完全に解明されているわけではありません。

降圧薬では効かない

パニック発作によって急上昇する血圧に対しては、降圧薬は効果を発揮しません。また、高血圧の薬を使って、パニック発作を予防することもできません。

パニック発作を予防するには、抗不安薬や抗うつ薬などが使用されます。

いずれにしてもパニック発作による血圧の急上昇を予防するには、パニック障害そのものを治療する必要があります。治療は精神科、もしくは心療内科でも治療してくれるところもあるようです。

内科の場合、パニック障害は基本的に治療できません。内科に行ったけど、異常なしと言われた・・・なんてケースもあるかも知れません。そんな場合は精神科もしくは心療内科を受診してみるといいでしょう。