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家庭血圧の方が病院よりも数値が高い人
通常は家にいるときは多くの人がリラックスしています。そのため、家庭血圧というのは病院で測る血圧よりも低くなるのが一般的です。
日本高血圧学会の治療ガイドラインでも家庭血圧の基準は低めに設定してあります。しかし、それでも家庭で測る血圧の方が病院よりも高いという人もいます。
仮面高血圧と家庭血圧
病院では正常血圧なのに、家庭では高血圧・・・という人は仮面高血圧と呼ばれます。これは病院では正常なので仮面をかぶっているようだから・・・という理由です。
このタイプの人は高血圧の発見が遅れたり、治療が遅れるなど危険です。では何故、家庭で数値が高くなるのでしょうか?
それにはタバコやストレスなどが関係しています。タバコを吸うと1本だけで血圧が上がります。しかし、病院では吸えませんから血圧は下がる・・・というわけです。タバコを吸っているとそれだけで血管を痛め、動脈硬化のリスクを高めます。
また、ストレスを抱えている人も普段とは違う環境(病院)にくることで一時的にストレスから解放されると感じる人もいます。そういった人は同じように仮面高血圧になる可能性があるわけです。