喫煙すると高血圧になる

「タバコが血圧を上げるなんて知らなかった。」

そんな風に言う人の方が珍しいと思いませんか?今ではもうタバコの害などは多く報告されています。タバコは血圧を上げます。これはまぎれもない事実です。そしてタバコはがんの原因になります。

でもそんなことは喫煙者だって知っています。

タバコがやめられない人

タバコがいくら体によくないといっても誰もがその理由でやめられるわけではありません。今ではニコチンパッチなども手軽に購入できるようになりましたし、禁煙外来なども利用できます。

でも体によくないといった理由で禁煙しても禁煙に失敗してしまう人も沢山います。その人たちは何故やめられなかったのか?

それはタバコにまだ「いい思い出」があるからです。タバコの禁断症状を恐れる人もいますが、5日から7日もすればニコチンは体内から出てゆきます。禁断症状といっても、例えばあなたが映画館で映画を観ている時や飛行機に乗っていてタバコが吸えない時に感じる程度です。

でもいい思い出はいつまでも残ります。ああ、あの時タバコを吸ったよなぁ・・・それで楽しかった。落ち着いた。ストレスがとれた。

そんな「いい思い出」が禁煙の邪魔をします。しかし、タバコにはストレスを減らしてくれることはありません。楽しみを増やしてもくれません。タバコがしてくれるのはタバコによって作り出された禁断症状を一瞬解消してくれるだけです。そしてタバコを消すとまた禁断症状が出てきます。だからもう一本吸うことになる。

しかし、禁断症状を癒してくれた時に感じるあのホッとした感覚はまぎれもなく事実です。しかし、そわそわしたり、不安になったり、口もとがさびしくなったり、イライラしたり・・・という禁断症状自体はタバコを吸わなければ感じる必要のないものだということは、もうお分かりになったことでしょう。

当サイトでは「タバコと高血圧について」でタバコと高血圧の関係や禁煙の秘訣などもご紹介していますから、そちらも参考にしていただければと思います。