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認知症の原因と高血圧
認知症といってもいくつかのタイプがあります。1つはアルツハイマー型認知症と呼ばれるタイプ。このアルツハイマー型の原因は不明ですが、脳の神経細胞が減り、脳が萎縮してしまうことでおきます。
もう1つは脳血管性認知症と呼ばれるものです。この脳血管性認知症は脳の血管に問題がおきることが原因と考えられています。症状は問題となっている血管の部位によって異なります。
脳血管性認知症の予防には
脳血管性認知症は脳の血管の動脈硬化が原因で脳細胞が死滅してしまうことで起こります。このような小さな脳梗塞が積み重なっておきると認知症を引き起こす場合もあります。
予防の1つには高血圧の治療が考えられます。脳梗塞などを含む脳卒中の予防には高血圧の予防だけでなく、糖尿病や喫煙などの危険因子もかかわってきます。
社団法人 日本脳卒中協会では脳卒中予防十か条をHP上に掲載しています。それらは:
1.手始めに 高血圧から 治しましょう
2.糖尿病 放っておいたら 悔い残る
3.不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4.予防には タバコを止める 意志を持て
5.アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6.高すぎる コレステロールも 見逃すな
7.お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8.体力に 合った運動 続けよう
9.万病の 引き金になる 太りすぎ
10.脳卒中 起きたらすぐに 病院へ
出典:脳卒中予防十か条 社団法人 日本脳卒中協会